人工授精治療が決定した場合、医師の指示に従い、服薬と注射を行います。
月経の3日目から5日分の排卵誘発剤を服用します。
通常は、3~4回の排卵注射を行うだけです。
2~3回の診察で経膣超音波により卵胞の成長を調べます。
卵胞が適切な大きさまで成長した際に、HCGを注射します。
医師が定めた排卵の最適期に来院して精子移植を受けます。ご主人が当日提供した精子を生殖センターが処理し(約2時間)、最も健康な精子を子宮に移植します。精子移植の過程には痛みがなく、麻酔も必要ではありません。約5分で終了します。
医師の指示に従い黄体ホルモンを服用し、子宮内膜を安定させ胚の着床を助けます。
精子移植の2週間後に自分で妊娠判定を行います。